復讐のレクイエム(ネトフリガンダム) 感想
総評
- 良い試み、チャレンジをした点はかなり評価できる。
- 全話スムーズに通して観ることができ、テンポも良かった。
- どれだけお金をかけたかわからないが…もう少しお金をかけるところはあったのではないか?と反省の余地はある。
良かったところ
- リアル志向のガンダム
- アニメ的な表現よりもリアルなロボット作品としてのガンダムが魅力的。
- 戦争の臨場感
- 戦争の雰囲気が良く、特に『08小隊』に近い雰囲気が感じられた。
- MSの存在感
- モビルスーツ(MS)が最終兵器のような威圧感を持っている。
- 女性キャラクターの起用
- またポリコレ?と懸念があったが、強い女性キャラはガンダムシリーズでも珍しくない。ただし、女性キャラクターの数が多いと感じた。
- ジオン視点の演出
- ジオン側から見たガンダムの脅威と絶望感の演出が秀逸。仲間が一晩で全滅する展開はガンダムらしさを感じる。
- ビジュアル面
- 局所的だが、月をバックにビームサーベルを振り上げるカットが印象的。異常なこだわりをもったスタッフが居たことが見て取れる。
- ニュータイプの描写
- ニュータイプの演出がアニメ的になりすぎず、かといってニュータイプと分からないほどの歪曲がされていなかった点は非常に評価できる。
悪いところ
- 戦闘シーンのカメラワーク
- カメラの動きが忙しく、揺れや移動が多いため見づらい。
- オブジェクトの動き
- 大きなオブジェクトがカメラの前を横切るシーンが多く、視界を遮ってしまうことが多かった。
- モーションとキャラモデルのクオリティ
- モーションのクオリティが低めで、実写/アニメのほうが良いのではと感じる場面が多々ある。キャラクターのデカール(シール)の描写が粗く、違和感があったのは悪い意味で印象に残っている。
- エフェクトの弱さ
- エフェクト全体が少し弱かった。特に爆発シーンにもっとインパクトが欲しい。
- 欲を言えば、ビームサーベルがぶつかり合ってる時も何かあったほうが良かったのでは。とも。
- 演出の淡白さ
- 死にかけている場面での演出があっさりしすぎている。モブキャラならまだしも、主人公が死にかけてる際には、もっと絶望感があっても良いと感じた。
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